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がん治療

高濃度ビタミンC点滴

ビタミンC50-100gを点滴投与すると、細胞外組織に過酸化水素が生成し、正常細胞に影響を与えずに癌細胞の核濃縮・細胞死を誘導するという理論に基づいています。2005年にアメリカの国立衛生研究所(NIH)、国立がんセンター(NCI)、食品薬品局(FDA)の研究者が共同で、高濃度ビタミンC点滴療法が癌の化学療法剤として可能性があることをアメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)に発表し、2006年同グループの研究者らが高濃度ビタミンC療法の著効した3症例をカナダ医師会雑誌に発表しました。現在、米国ではカンザス大学やジェファーソン大学で卵巣癌や悪性リンパ腫の治験が行われており、国内では東海大学血液腫瘍内科で再発悪性リンパ腫患者に対する臨床試験が行われています。

本治療の安全性は確立されており、がん患者の方のQOLの改善効果にはかなりの期待ができる副作用の非常に少ない癌治療として米国約1万人の医師・自然療法医・統合代替医療医が導入し、各地で高濃度ビタミンC点滴療法の研修会が開催されています。日本国内では点滴療法研究会などを中心に実施医療機関が急速に増加しています。

この治療の特徴は化学療法、放射線治療に伴う脱毛、吐き気、食欲不振等々の副作用がほとんどみられないことです。むしろ疲労、不眠、便秘の症状が改善し、QOLの改善がみられるとの調査研究の報告があるくらいです。

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適応

脳腫瘍 肺がん 胃がん 大腸がん すい臓がん 肝臓がん 乳がん 卵巣がん 子宮がん 膀胱がん 腎臓がん 前立腺がん 白血病 悪性リンパ腫 中皮腫 他 あらゆる癌種に試してみる価値があります。

  1. 現在有効な治療法がない
  2. 抗がん剤、放射線療法が無効
  3. 現在治療中の抗がん剤に併用
  4. 抗がん剤では副作用が強すぎる
  5. 手術までの待機中における術前療法
  6. QOLを改善させたい
  7. 病勢を抑えたい
  8. 腫瘍の大きさを小さくしたい
  9. 再発を予防したい

下記に当てはまる方はお受けになれないことがあります。

  • 全身状態がきわめて悪い方
  • 心不全のある方
  • 腎機能の悪い方
  • 腹水、浮腫の強い方

またG6PD酵素欠損のある方はお受けいただけません。

※G6PD酵素は赤血球の膜酵素の1つで、酵素欠損があるか否かは血液検査で調べられます。点滴治療開始前に検査をします。

初診日

可能であれば紹介状、検査データ(血液検査、病理検査、画像検査など)をご持参ください。
診察の上、必要な検査(一般血液検査、G6PD、血中ビタミンC濃度など)を行います。

次回受診日

検査結果に問題がなければ25gのビタミンC点滴(約45分)をお受けいただけます。次回50gビタミンC点滴(約80分)を週2から3回を目安に開始いたします。
適宜ビタミンC血中濃度を測定し、治療域の血中濃度を保つため以後25gずつ増量します。通常50gから75gで治療域を保てます。
治療効果をみるには最低3カ月の継続が必要ですが、QOLの改善は比較的に早期に認められることが多いようです。
効果が確認できれば最初の半年は週2、3回、 次の半年は週1回、2年目の半年は月2回、次の半年は月1回の治療を目安とします。ただし個人のがんの進行度によって違いがあります。

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低用量ナルトレキソン療法

低用量ナルトレキソン療法は、1981年海外での基礎研究により腫瘍増殖抑制作用が示され、2004年に米国のBihari医師が標準治療に反応しないがん患者に有効であったと報告しています。国内では2009年に点滴療法研究会で紹介されました。

低用量ナルトレキソン療法は1日1回の内服で自己の免疫反応性を高め、腫瘍細胞の増殖を抑えることで、がんの病勢を抑えQOLの改善効果を求める治療です。

低用量ナルトレキソン療法は副作用が極めて少なく標準治療(手術、放射線、化学療法)との併用ができますし、高濃度ビタミンC点滴との併用で相乗効果を期待することができます。

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低用量ナルトレキソン療法の効果が期待できるがん

乳がん 膀胱がん 結腸がん 非小細胞がん 肝臓がん すい臓がん 神経膠芽細胞腫 悪性黒色腫 咽喉がん 慢性リンパ性白血病 ホジキンリンパ腫 非ホジキンリンパ腫 多発性骨髄腫 神経芽腫 卵巣がん 前立腺がん 腎細胞がん 子宮がんなど

低用量ナルトレキソン療法が選択肢となる疾患

クローン病 過敏性大腸炎 多発性硬化症 繊維筋痛症 子宮内膜症 月経前症候群 不妊症 SLE 皮膚筋炎 慢性関節リウマチ 乾癬 類天疱瘡

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